ドラマ編


by porcorosso234
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カテゴリ:BOOK( 7 )

二時間のモナ・リザ―謎の名画に全絵画史を読む
西岡 文彦 (著) 河出書房新社


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今や、ちょっとしたブーム?状態になっているような「ダ・ヴィンチ・コード」
そちらの方はまだ、未読...。
で、映画の方にもあまり興味をひかれないのですが...。
「ダ・ヴィンチ・コード」関連の特集の方は楽しく拝見しています。
基本的に興味があるのは絵の方...なのです。

で、この著作。
モナ・リザ関連ということで、再読いたしました。

本の内容はもちろんあの「モナ・リザ」のこと。
「モナ・リザ」盗難の真相、さらにモデルの謎などなど。
この絵の見方も結構、参考になります。
(実際、ルーブルで、著者の言うように、この絵の鑑賞をしてみました。)

さらに、偉大なる芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯をたどります。

タイトル通り、2時間で読破、すべてを理解という訳にはいきませんが、
モナ・リザの謎に触れられる、貴重な著作です。

ただ、タイトルにあるように、全絵画史をこの1冊で読むということは、ちょっと大げさかも...(^^ゞ
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by porcorosso234 | 2006-05-23 00:30 | BOOK

イタリア関連の本 LIST

緋色のヴェネツィア 塩野 七生 (著)
銀色のフィレンツェ 塩野 七生 (著)
黄金のローマ 塩野 七生 (著)
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by porcorosso234 | 2006-04-03 00:30 | BOOK
フィレンツェ四季暦 秋冬  
Le quattro stagioni di Firenze Autunno / Inverno
鈴木奈月(文・絵) 東京書籍

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イタリア、トスカーナ地方、フィレンツェ。
フィレンツェに住む著者が、フィレンツェの四季を絵と文で紹介。
この刊は秋Autunno、冬Invernoの様子を綴る。

帯にあるのが
「夫婦ゲンカで家出をしても、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチが慰めてくれる!」
実にうらやましい環境です。

で、作者のお薦めが、あのサンマルコ教会。
階段上にある壁画、フラ・アンジェリコ『受胎告知』。
あの絵を初めて見たときの感動は、誰しも一緒のようです。(^o^)

で、次なるお薦めは、サン・ロレンツォ教会裏にある君主の礼拝堂。
ここにはミケランジェロの傑作、『メディチ家の墓碑』があります。
正直、彫刻ものにはあまり興味のない私ですが、やっぱり、本物は違います。
あの感動は是非、実物を見て味わうべきかと...(^o^)

有名な絵画や美術についての紹介はほんのわずか。
イタリア、フィレンツェの秋、冬の習慣、食べ物についてもじっくり語ってくれています。
フィレンツェに行く際には是非とも伴いたい一冊です。
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by porcorosso234 | 2006-02-20 00:30 | BOOK
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フィレンツェ四季暦 春夏  
Le quattro stagioni di Firenze Primavera / Estate
鈴木奈月(文・絵) 東京書籍

イタリア、トスカーナ地方、フィレンツェ。
フィレンツェに住む著者が、フィレンツェの四季を絵と文で紹介。
この刊は春Primavera、夏Estateの様子を綴る。

春、3月8日、男性が女性にミモザの花束を贈る日。
そんな習慣への驚きから話は始まる。

フィレンツェは花の都と呼ばれる。
といってももちろん街に花があふれてる訳ではない。
街自体が花のように美しいのである。
その花の都の美しさを余すところなく紹介した著書。

表紙の挿絵は「聖マルコ修道院」であろうか。
中庭の美しさに定評はあるのはもちろん、
フラ・アンジェリコによる『受胎告知』で有名な美術館を兼ねている。
初めてこの絵を観たときの衝撃は今でも忘れられない...。

ただ、何と言っても、この著者の描くフィレンツェの風景は美しい。
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by porcorosso234 | 2006-02-17 00:30 | BOOK
黄金のローマ -法王庁殺人事件- 塩野七生(著)
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永遠の都ローマ。
ルネサンス最後の法王パウロ三世と教会軍総司令官の息子、孫の枢機卿、そして...。
華麗なルネサンス歴史絵巻第三部。

『緋色のヴェネツィア』『銀色のフィレンツェ』『黄金のローマ』の三部作、第三弾である。
タイトルにある黄金とは、テヴェレr河の輝きであろうか...。

物語はナヴォーナ広場の一角から始まる。
16世紀のこの時代、今ではナヴォーナ広場の目印ともなっているベルニーニの3つの噴水はまだない。
ルネサンス後期のこの時代、フィレンチェのミケランジェロはこのローマに滞在し、ローマの街造りを担当。
そう、ローマはこの時代、日々、変化を遂げていたと言える。

この時代の法王、パウロ三世はルネサンス最後の法王とも言われる。
パウロ三世自身はファルネーゼ家の出身。
今も残る、ファルネーゼ宮殿は、この時代の改装に由来する。

個人的にはローマで一番好きな通りでもある、ジュリア通り。
ファルネーゼ宮殿(現フランス大使館)付近から望む通りの美しさはこの時代と変わらないのではと思わせてくれる。

表紙の絵は、ティツアーノの「ウルビーノのヴィーナス」。
フィレンチェのウフィッツィ美術館に保存されている。
モデルはおそらく...。

このティツアーノによる、ファルネーゼ家三代の肖像画はナポリに。
ナポリで、彼らに出会ったとき、何とも不可思議な気分に襲われた。

三部作、ラストの作品。
タイトル以上に黄金色の印象を残す作品である。
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by porcorosso234 | 2006-02-14 00:30 | BOOK
銀色のフィレンツェ -メディチ家殺人事件- 塩野 七生 (著)
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ヴェネツィアの貴族マルコ・ダンドロは花の都フィレンツェを訪れる。
かつての共和国と栄えたフィレンツェは今や大国スペインを後楯にする公爵の独裁下にあった。
その専制君主をめぐるメディチ家の陰謀に巻き込まれるマルコたち。
16世紀前半、翳りゆくイタリア・ルネサンス期を描く絢爛たるルネサンス歴史絵巻第二部。


『緋色のヴェネツィア』『銀色のフィレンツェ』『黄金のローマ』の三部作、第二弾である。
タイトルにある銀色とはフィレンツェを流れるアルノ河からきているらしい。

冒頭、主人公マルコはフィレンツェをも目前にしながらもすぐには入らず、
フィレンツェ郊外のフィエゾレ、聖ミケーレ修道院に入る。
フィエゾレという街、現在ももちろん存在する。
今はフィレンツェの駅からバスで簡単に訪れるのできる街である。
マルコ自身もフィレンツェの街を一望しているが、今もある聖ミケーレ修道院、入り口近くの絶壁からフィレンツェの街を望むことができる。
フィレンツェの街はやはり美しい...。

さて、フィレンツェと言えばメディチ家。
フィレンツェの街を散策すれといたるところにメディチ家の紋章に巡りあう。
物語はあのロレンツィオ・イル・マニーフィコ(偉大なるロレンツィオ)と呼ばれた彼の死後数十年。
メディチ家のフィレンツェ支配も形を変えつつあったころのものである。
後にフィレンツェ大公として名を残したコシモ・ディ・メディチの若き時代。
彼が私邸として使ったピッティ宮は今はラファエロの美術館として観光客であふれている。
そのピッティ宮、実はコシモの肖像画が数多く飾られていたりなどする。
(大好きなこの美術館、フィレンツェを訪れた際には必ず寄ってます。)

表紙の絵は
ボッティチェッリの「春」から。
この絵はもちろん、ウフィッツィ美術館に。
フィレンツェ、ルネサンスの最盛期を表すこの絵。

このお話はこのフィレンツェの春が冬の時代を超えようとしているそんな時代を表しているのかもしれない。
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by porcorosso234 | 2005-09-22 00:30 | BOOK
緋色のヴェネツィア -聖マルコ殺人事件- 塩野 七生 (著)

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16世紀前半、海の都ヴェネツィアはトルコ、スペイン、神聖ローマ帝国の3強大国に挾撃され国家存亡の危機に瀕していた。
国難にあたる若きヴェネツィア貴族(マルコ・ダンドロ)と謎のローマの遊女(オリンピア)、貴婦人との秘めた愛を胸に野望を抱く元首の庶子(アルヴィーゼ)…。
権謀術数が渦巻く地中海世界を描いた、ルネサンス歴史絵巻第1部。

『緋色のヴェネツィア』『銀色のフィレンツェ』『黄金のローマ』の三部作、第一弾である。
作者自身が真の主人公は人間ではなく都市であると言っているように、
架空の人物を創作しながらも、この時代のヴェネツィアの史実を忠実に物語に織り込んでいる。

冒頭に出てくる聖マルコ寺院、元首公邸、聖マルコの鐘楼、などなど21世紀になった今でも変わらぬ姿をとどめているヴェネツィアの風景。
ヴェネツィアを歩くとこの道も主人公マルコが歩いたのかもしれないなどとついつい思ってしまう。
そんな気分にさせてくれるほど、ヴェネツィアは今も変わらない姿をとどめている。
主人公、マルコ・ダンドロは架空の人物であるが、実際に大運河沿いに
ダンドロ家が存在し、今はホテルになっているらしい。

文庫本化の際、表紙カバーに選ばれたのはティツィアーノの「灰色の眼をした男」。
この絵はフィレンチェのピッティ美術館に展示されている。
ピッティ美術館でこの絵に巡りあったとき、まるでマルコ・ダンドロにフィレンチェで出会ったような気がしたものである。

作者のいつか余裕ができたらこの三部作の続編を書いてみたいという言葉に密かに期待している。
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by porcorosso234 | 2005-09-08 00:30 | BOOK