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ドラマ編


by porcorosso234
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不機嫌なジーン -ストーリー 11 最終回-

不機嫌なジーン 第11回    [air date 2005/3/28]

[お話]
これまでの回想シーンではじまった最終回。
「それから10日間、いろんなことがあった。」(by神宮寺教授)で本格スタート。
仁子さんは先日の大臣に対する発言と行動の件の責任をとる形で大学を退学。
研究のためオーストラリアに行くことになった南原教授は仁子も一緒にとさそう。
仁子の担当教官だった吉田教授は仁子に民間の研究所を紹介する。


[登場人物]
仁子さん
きっぱりと大学をやめた仁子さん。
前回仁子さんが取り組んでいた森の調査、時間が足りずに未消化だったため、再び森にこもる。(^^ゞ
仁子さん「なんか今までそういう人生、あんまり想像したことなかったから..」
と南原教授とのことをいろいろと悩む、悩む...。


神宮寺教授
「あんまり深く考えすぎると幸せにはなれないわ。」
「あたしの経験上、深く考えてしまう人間は考えなしの人間にくらべて7割増しで幸せになれないわね。」
相変わらず、含蓄のあるお言葉です。
確かに、こと結婚に関しては勢いでしてしまうものだと...。
深く考えていてはとうてい踏み切れません。(^^ゞ
人生、深く考えずに幸せになりましょう。(o^^o)


健一くん
「でも、仁子さん、それでいいのかな?」
久しぶりにちょっとだけ登場の健一くん。
さすが、きちんとお付き合いしてきちんと別れただけあって、仁子さんのこと、よく理解できています。
ちょっとだけ、大人になったかな。


山本事務長(陣内孝則)
「辞めさせたことは大学的に損失だった。」(仁子さんへ)
論文を読み、仁子さんの実力にとうとう白旗をあげた山本さん。
ようやく分かってくれたようです。(^^ゞ
確かに大学としても大きな損失だったと思います。
山本事務長「しかし、人生は、もう少し、しおらしい方がいろいろと上手くいくよ。」
人生の先輩として聞く耳を持つべき言葉かもしれません。
特に仁子さんのようなタイプにはね。(^^ゞ


勝田くん
勝田くん「彼女はすぐに南原を超えるよ。だから恐くなってプロポーズなんかをしたんでしょう。」
何故か、南原教授のことも、仁子さんのこともようく分かっている勝田くん。
勝田くん「(幸せに)なって欲しいわけないじゃぁーん。俺のものにならないんだったら、いっそのことつぶしてやりたい。そういう感覚だよねぇ。」
結局、最後まで理解し難いキャラクタでした。(^^ゞ
登場してからは話もぐっと面白くなったと思うし、その存在価値はかなりあったと思うけど。
仁子さんのこと、本気だったの?


南原教授
「いろいろ我慢することを代償に俺はたった一つの宝物をみつけたんだぁ...」
思い起こせば、教授がクラフォード賞を受賞し、日本に帰国してから、ずっと一途に仁子さんのこと追いかけていました。
教授にとって仁子さんて、かけがえのない存在なんですよね。


[南原教授と仁子さん]
仁子さん「今朝はちょうちょの卵、見つけたし...」
南原教授から指輪のプレゼント。
時計の数字は「0123」。
お店からはアニバーサリープレゼントのケーキ、とハッピーな1日を送る二人。
(そう、幸せな瞬間は長く続かない...(^^ゞ )

南原教授「俺と遺伝子、残したくないのか?」
仁子さん「残したいような、気もするけど...」
けどが気になる、けどが...。

南原教授のホンネ「しばりつけたい、俺だけの女でいればいい。」
仁子さんのホンネ「幸せ...なのになぁ...」
何でも言い合って分かり合っているように見える二人。
でも、ホンネの部分が今ひとつ隠されているんだよね...。


[別れた理由]
仁子さん「まだやりたいこといっぱいあるし...。研究とか、研究とか、実験とか、研究とか、結婚とか。」
仁子さん「教授は、私が努力しなくても、研究とか生活とかを全部大丈夫にしてくれる。うれしいけど...でも...」
やっぱり、仁子さんに問題ありってこと?

南原教授「これ以上一緒にいたら俺はお前の未来をつぶしたくなる。お前が俺から飛び立てないように。」
仁子さん「行ったら、きっと後悔する。いつかあなたから飛び立ちたくなるかも。」
とうとうホンネを口にした二人。
南原教授は仁子さんに結婚相手としてついてきて欲しい...。
仁子さんは南原教授の結婚相手として生きることを選べない...。


[動物生態学センター]
仁子さんの就職先。
環境調査、動植物生態系調査、森林や里山の保全、自然観察ガイドを行うらしい。
いやはや仁子さんにぴったりの研究所。
吉田教授みたいな教授、なかなかいないよね、たぶん。


[干潟のこと]
「もし、あの堤防がなくなれば、干潟はもとにもどるのだろうか。」という地元の漁師さんの問いかけから。
南原教授「戻りますよ。自然にはそれだけの力がある。ただ、それが、5年後か、10年後か、100年後か、もっと先か、それはまだ僕には分かりません。でも、必ず、戻る。」


[最後に...]
別れるまでの二人、別れてからの二人、展開は悪くなかったと思う。
仁子さんは教授との生活よりも研究者としての自分を選んだ訳だし、
南原教授は人生のパートナーであってほしいと仁子さんに求め、研究者として生きようとする仁子さんを受け入れることは出来なかった...。

数年後の再会。
仁子さんは研究者として社会的に認められるようになり、教授は相変わらず(^^ゞ、きれいな女性を連れて歩いている。
そして、反対の道へ。

2007年12月ロンドン、第一話の冒頭シーン。
思い出の曲を偶然耳にした仁子さん。
泣き出しそうになり、うつむいてしまう...で、それで、終わり!!

彼女、自分の選択を後悔しているの?
泣いて終わり、なの...?
by porcorosso234 | 2005-03-30 03:30 | 不機嫌なジーン