決勝トーナメント ブラジル - フランス ♯60
2006年 07月 15日
第21日目7月1日
決勝トーナメント ブラジル - フランス ♯60
準々決勝、ラストゲーム。
ベスト4進出をかけて王者ブラジル、そして前々回王者フランスが激突。
両者の対決は8年前のワールドカップフランス大会決勝以来。
8年前は、フランスが3-0で圧勝、ワールドカップを手にした。
注目の選手...
フランス、ジダン。
この2試合、かつての輝きを取り戻した感のあるジダン。
彼の華麗なるプレーをみたい...。
ブラジル、ロナウジーニョ。
本大会、目立った活躍のない彼。
彼が輝いたとき、ブラジルに勝利がまいこむ?
試合内容...。
試合前、ブラジルが動く。
FWアドリアーノを先発から下げ、ロナウドの1トップ。
ロナウジーニョを2トップ気味に置く。
フランスはこれまで通り、アンリの1トップ。
前半。
立ち上がり早々、ジダンの見事なパフォーマンス。
一方のブラジルはロナウジーニョにボールが回らず、機能せず。
ジダンのつくる決定的場面が印象に残る。
後半。
均衡が破れる。
ジダンのFKをアンリがボレー。
見事、ゴールポストを揺らす。
ブラジルがリードを許してしまう。
ブラジルはロナウジーニョを中盤に下げ、アドリアーノ、ロビーニョを次々と投入する。
ようやく機能し始めたブラジルは猛攻をかけるが、時すでに遅し...。
フランスの守りは堅く、ブラジルはベスト8での、まさかの敗退となった。
・ブラジル、敗れる。
何故、ブラジルはフランスに敗れたのか。
フランスに対する苦手意識からか、これまでとは違うフォーメーションにしたのはブラジル。
試合前から勝負は決まっていた?
・ロナウド...。
何故、ロナウドを使い続けたのか。
ロナウドのこれまでの活躍はともかくも、現時点でとてもベストの状態だったとは思えない。
アドリアーノ、そして若きFWロビーニョ。
この数年で台頭してしてきた若い力を活かすべきだったのでは。
・ロナウジーニョ...。
結果的には4年前の大会の方が輝いていたなぁ...。
ワールドカップ直前までのリーガエスパニョーラの試合も響いていた?
チームのため、そしてロナウドのためというよりも、自分のためにもっと積極的にボールに向かってほしかった。
優勝を予想していたブラジルのまさかの敗退。
そして、ベスト4はヨーロッパ勢だけになってしまった。
ヨーロッパで南米のチームは勝てないというジンクス。
やっぱりそういうもの...?
結果 ブラジル 1 - 0 フランス